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第16話 プラスチックのはなし(5)[ ポリマーの姿(分子量とその分布)]

【第14話 プラスチックのはなし(4)[ つくり方(モノマーからポリマーへ)]】では、モノマーからポリマーができるまでのお話をしましたが、今回は、このポリマーがどの様な姿で存在しているか・・についてお話をしたいと思います。
ポリマーの姿は主に以下の様に区分できます。

①分子量とその分布
②立体構造
③組成
④並び方と共重合

今回は①分子量とその分布についてお話します。

触媒からはいくつもの分子の鎖ができます。
鎖の長さは下図の様にそれぞれ異なり、長いものや短いもの、そして長さが比較的そろっているものもあれば、長さが異なっているものもあります。
高分子の場合、この様に様々な長さの分子の集まりなので、分子量は「平均分子量」で表します。

又、それぞれの分子量のバラツキは「分子量分布」で表され、下図の様になります。

以上の様に同じ分子の種類でもその長さは様々であり、これがプラスチック成形時の流動性や成形品の物性に大きく影響することになります。

どの様に影響するかについては、別のコラムでお話いたしますね。

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