第18話 プラスチックの話(6)[ポリマーの姿(立体構造 規則性)]

ポリマーの姿で『①分子量とその分布』については第16話でお話しましたが、今回は『②立体構造』について簡単にお話したいと思います。

ポリエチレンの場合は下図の様に上下の『H』が対称です。
(実際には『上下対称』ではないのですが、あくまでイメージと考えてくださいね)

 

一方ポリプロピレンは上下対称ではありません。
一つおきに『CH3』が有りますからね。

従って、同じプロピレンが連なっていても、場合によっては下図の様に上下が逆に連なることもあります。(実際には上下ではありませんが、イメージとして非対称であるということを認識ください)

 

 

 

この様にモノマー種類は同じだけれども、並び方やその向きが異なることを『立体構造が異なる』、或いは、『立体規則性が低い』と言います。

立体構造の違いによって、プラスチック(ポリマー)の性質が随分異なってきますので、それは又、別のコラムでお話しますね。